トゥルシーの木(聖なるバジル、トゥルシーのお茶を愛する TulsiTulsiの店長日記)

トゥルシーさんと皆様をつなぐ、東京・参宮橋のトゥルシー専門店トゥルシトゥルシ のブログです。

ハーブティの 美味しい いれかた

子供の頃に母親から「美味しいお茶が淹れられたら一人前」と言われた記憶があります。
だからという訳でもないのですが、お茶をいれるのが好きで、お店で出させていただくお茶にもちょっと自信があります。
コーヒー、紅茶、烏龍茶、煎茶、いろいろあるなかで、ハーブティはいれかたが一番簡単だと思うので、細かく言う程のこともなく、マグカップにお湯を注いでティーバッグを沈めるだけでもトゥルシーティーはOKですが、どんなご家庭でもより美味しくハーブティを飲んでいただきたいと思い、普段、私がやっていることを公開することにしました。

 準備するもの
●茶葉:人数分のティーバッグまたは、リーフ
 ○リーフの場合は茶さじ、茶葉一時置き用のおちょこなど(あれば)
●水・・・水道水を浄水したもの(店ではブリタ)がベスト。市販ミネラルウォーターである必要はまったく無いとおもいます。カルキ臭が気にならいなら水道水のほうが、空気を含んでいるので美味しくできあがります。
●やかん・・・臭いがついていなければ鍋でもOK。鉄瓶がベスト。
●ティーポット・・・人数分の湯がはいればよし
○ティーポットカバーまたは乾いた布巾(冬は特にあったほうがいい)

1)やかんに水を入れ、沸騰させます。 
【リーフの場合】この間に、茶葉を袋から茶さじ1杯×人数分取り出しておきます。
 メモ:ハーブティは新鮮さも大事です。袋の口は素早く締めましょう。茶葉をこぼさず入れる為にもおちょこ(小皿でもよいが、ティーポットの口に投入しにくい)などを用意しておくと手早くできます。

メモ1:茶葉の種類によりますが、茶さじ1杯で1.2gぐらいになり、オーガニックインディアのトゥルシーはリーフが細かいので茶さじ1杯が2gぐらいです。 私の経験上、大きいリーフほど香りが立つのでグラム数は少なくて大丈夫。つまり結果として茶さじ1杯=人数分と計量します。

メモ2:お湯を湧かすのは電気でもガスでも同じと思っていたのですが、いろいろ試して電気×鉄瓶がベストでした(しかし鉄瓶は沸くまで時間がかかる(特に冬は)し、節電のご時勢には難しいですね)。どうやっても美味しくなかったのが、据え置き型給水器から出る熱湯を使ったとき。たぶん、空気が抜け切ってるからじゃないかと思います。

2)気温が低いとき:やかんの口からシューッと湯気が吹き出してから火を止め、ティーポット9割ぐらい湯を注ぎ入れます。そのティーポットの湯をティーカップに注ぎ分けます。次にティーポットに茶葉を投入し、湯を注いで蓋をします。
これを一気に手早くやります。

上記以外:あらかじめティーポットに茶葉を入れておき、湯を注ぎ入れます。


メモ:湯を注ぐ時は、できるだけ湯と茶葉が当たるようにします。ダバダバと音がするくらい勢い良く注ぐと香りがよく、抽出時間も早めになります。

3)ティーポットに、カバーか布巾をかけて、3分蒸らします。

 メモ:カバーをかけると、冷めにくくなるのと同時にティーポット内の上下外内の温度差ができるのを遅らせリーフの開き具合のムラを防ぐことができます。

4)ティーポットの蓋を空けて香りを嗅いでみます。
いつもの感じで出ていれば出来上がり。もし、ティーポットが透明であればリーフの約半分が底へ落ちていれば抽出終了の目安です。
 
 メモ:3分後に香りを嗅いで確認するようにすると、次にいれる時に自分好みの抽出時間がわかってきますし、だんだん感覚的に上手に入れられるようになります。

いかがでしょうか。 ハーブティ、いれて飲んでみたくなりましたか?
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