トゥルシーへの祈り
さっき、店にあるクリシュナトゥルシーの鉢植えを眺めていました。始めて冬越しに成功した、とてもがんばり屋さんのトゥルシーです。
やわらかい丸みをおびた葉には産毛が生えています。そっと顔を近づけると、花も咲いていないのに香りがするような気がしました。
この植物(トゥルシーの総合意識)がいてくれてよかった、と、心から感謝の気持ちが溢れてきました。
わたしにとってトゥルシーは、天使や女神と同じです。わたしが存在するずっと昔から存在し、わたしの後にもずっと人々を癒しつづけることでしょう。
トゥルシーは、信仰ある人の近くで花を咲かせ、夜は部屋を浄化し、昼はオゾンで周囲(一説には半径3km)を浄化します。人のからだの「助けて欲しいポイント」にはたらきかけてくれますが、余計な手出しまではしません。(信仰、とわざと書きましたが、特定の神様のことではなくて、個人的でもいい、絶対的な心のよりどころがあるということです。)
もし、トゥルシーが無かったら代わりになる植物はありませんし、お店も無いし、わたしのいまの幸運と幸せは、なかったと思います。まさに比類なきもの(tulsiの意味)、です。
インドにはちゃんとしたトゥルシーへの祈りがあるそうですが、わたしもお祈りの言葉を創りたくなりました。
トゥルシーへの祈り
女神の手、トゥルシー
その葉は天使の羽根である
働き者の村娘、トゥルシー
昼も夜も人々を助けるのに労を惜しまず
完全なる理想の女性、トゥルシー
優雅な香り、力強さが人々を魅了する
わたしは トゥルシーの総意に従っていますように
わたしは トゥルシーの心をつたえていますように
わたしは トゥルシーの愛を体現していますように